Yangon, Myanmar

スマートカード取得・ミャンマー実習生出国許可取得の流れ

ミャンマー出国許可を取るための流れ

書類作成・送付

実習生がミャンマーから出国できるようにデマンドレター(求人票)などを作成し送出し機関に送付ください。

まず初めにミャンマー労働省に出国許可を取るための書類を作成します。デマンドレター他・必要な書類を作成、署名捺印をします。雇用契約書や企業の仕事の様子の写真なども必要です。

作成したデマンドレターを送出し機関に郵送ください。原本提出が必要な書類もあります。EMSやDHLを利用しミャンマーに郵送いただきます。

送出し機関が受け取った各書類をまとめ送出し機関から労働省に提出します。スマートカードの発行の処理の手続きスタートです。

労働省が送出し機関から受け取った書類に誤りがなければ労働省はミャンマー外務省をへ書類を送信します。

外交文章のために書類を受け取った外務省は公式的に書類を在日ミャンマー大使館に送ります。

ここまではミャンマー

大使館確認

在日ミャンマー大使館がミャンマーから送られた書類の真偽確認を行います。

在日ミャンマー大使館はミャンマーから受け取った書類の真偽を確認するために、デマンドレターの発行元の監理団体に対して求人票の内容が本当かどうかの確認のために書類提出の依頼が行われます。これはFAXで案内が送信されます。

FAXで在日ミャンマー大使館から依頼された書類を揃え、それをまた大使館へと返送します。依頼される書類はForwaring Letterやデマンドレターの映しなどです。デマンドレターは一番最初に作成した際に必ずコピーを取っておいてください。

監理団体から返送された書類をもとに在日ミャンマー大使館は受け入れの確認審査を行います。通常依頼された書類とデマンドレターや雇用契約書・条件書の内容に相違がなければ審査は通ります。

在日ミャンマー大使館による確認審査が終わるとそれを大使館はミャンマーの外務省に送信します。

ここまでは日本

スマートカード

ここからが出国するために重要なスマートカード発行のプロセスに入ります。

ミャンマー労働省は外務省から送信された確認情報を受け、無事に審査が通ったことを確認します。

労働省は送り出し機関に対して提出されたデマンドレターの内容が問題なかった旨を連絡します。これによりスマートカードの申請が可能となります。

スマートカードを発行するためには事前にスマートカード講習を受けなければなりません。現在は新型コロナの影響でオンラインにてこの講習を労働省が講義しています。送出し機関は事前にこの講習を予約し渡航予定の実習生に対し受けさせます。

送出し機関は労働省に対しスマートカードの申請を行います。

申請から問題がなければ約2週間でスマートカードは発行されます。これでミャンマー政府に対する出国許可が取れましたので、日本大使館が発行するビザ、及び航空券、また現在は新型コロナの陰性証明があれば出国が可能となります。

出国許可が整いました